設計能力
RAP SEVはお客様の各種ご要望にお応えいたします。車両の色、ロゴ、コンテナの多層構造、後部ユニット選択を含むさまざまなカスタマイズサービスを提供できます。
RAP SEVの技術チームは車輌設計と生産に豊富な経験を持つ専門家チームで構成されています。テクニカルディレクター、プロジェクトマネージャー、技術部門責任者はそれぞれ18年、12年、12年の自動車研究に従事した実績を持っています。また、各プロジェクトの技術者は自動車設計と開発に7年以上の経験を持っています。設計過程で使用されるソフトウェアはCATIA、UG、3Dmax、Alias、pro / E、CAXACAD、3D流体シミュレーションおよび解析ソフトウェア、車両力学シミュレーションシステム、金属疲労解析ソフトウェア等を使用しています。
RAP SEVは2006年にBange及びOAK電動三輪ビークルシリーズの開発と設計を開始し現在、これまでの設計開発ノウハウが蓄積されています。
設計スキーム
設計段階では最良の製品に到達する為にスケッチとレンダリングが繰り返し何度も変更されます。 RAP SEVは独自の設計コンセプトを持っています。
車輌は「G」、グリーンを意味し「G」はグローバルでグリーンを表現し、デザイン思想をアピールしています。
車輌のヘッドライトデザインは砂時計をモチーフに2つの三角形の組み合わせであり、2つの「V」デザインは時の航海を意味します。
試作モデル
試作モデル製作
設計者が車両スケール、ボディライン、およびその他の特性を確認、再計測する為に 工作用粘土を用いた試作モデルを製作します。 試作モデルは調整し、設計の最適化、諸点改良する為に非常に役立ちます。
モデルレビュー
試作モデルの作成後、RAP SEVの各部門はモデルの外観を分析、評価し、改良提案に従ってモデルを調整し、設計デザインを決定します。設計初期段階での主点は人と車のサイズ感、世界規格への適合性、ドライバーの視野確保、安全性確認等含むレイアウト全体設計です。
フレーム
フレームは高強度の炭素鋼で作られており、長時間の運転でも道路からの衝撃や振動に耐えれる構造になっています。
前部と後部は柔軟に動作できるように分割されています。また、お客様の要件に応じて軽量アルミニウム合金フレームをカスタマイズすることもできます。これは、強度と簡易組み立てを実現するために溶接とリベットの組み合わせによって製作されます。
- 伝統的なフレーム
- 改良されたフレーム
スインガー
スウィンガーはスウィング車の一種で3輪車のコアコンポーネントの1つです。
A.高い剛性と小さな変形で大きな荷重を支えるロングスパンダブルベアリング設計。
B.内部コンポーネントを変更することで電気ロックと手動ロックの変換でができます。
C.ロッキング部品削減、制御可能な品質、長寿命、高い信頼性。
ダブルハンドルバー
車輌の駐車とスイングロックを容易にするためRAP SEVはハンドルバーにスイングロックとパーキングロック制御機構を設定し操縦者の安産性を確保します。
ファイバー製スクーパー
車輌フレームは環境に優しい高性能の繊維材料を採用しフレームに電気絶縁、耐食性、高温耐性の高強度を確保します。
ダンパー
大きな負荷がかかる車輌の安定性を高める為にRAP SEVでは前車軸への負荷割合を増やし前輪への過剰なトルクによって引き起こされるハンドルバーロックを効果的に抑制するアンチシェイクダンパーを採用しています。
これらの設計は悪路運転時において運転者への振動の伝達を抑制することが出来ます。
トーションビーム独立懸架
独立サスペンションと非独立サスペンション両方の利点を活用する為にトーションビーム ンディペンデント スペンションシステムの前部を弾性回転させることにより車輌に接続した左右の車輪の変動バランスを取り、車輌の安定性と快適な操作性を向上させます。
位置調節可能なバックシート
ドライバーそれぞれの快適なポジション設定をとるためにBangeシリーズとOAKシリーズ3両方のカーゴビークルはシート調節の為に内部と外部に2つの異なる調整機構が設計されています。調整可能な背もたれは構造がンプルで合理的で部品を取り外すことなく無段階の調整ができます。
大容量コンテナ
高速物流にとって積載量は非常に重要です。スピード便に焦点を当てたBangeシリーズ三輪車は1400Lの容量があり、バルク速達便の条件を満たします。ケータリング輸送に適したOAKシリーズ電動三輪ビークルには450L容量のコンテナもあり、海鮮食品や冷蔵飲料等の特別な製品の保管と配送の要件を満たします。加熱および冷蔵区画があり同時に配送できます。
データ分析
RAP SEVは全体のフレーム構築段階でフレーム、ウインドスクーパーブラケット、ハンドルバー、およびその他のコアコンポーネントの各種データ解析を行い、様々な労働条件と道路タイプの下で車輌が十分な強度と剛性を持ち、フレームが軽量車輌の要件を完全に満たすように最適化しています。
RAP SEVではプラストセン作成と設計段階で空力シミュレーション解析を実行し、車輌の表面フォルムを調整し風の抵抗と騒音を減らし燃費を向上させ走行距離を延ばします。
試験車輌試作工程
RAP SEVには優れた生産環境と自動車業界で20年以上の経験を持つ20人以上の技術専門家と上級管理職を含む高品質の専門製造チームがいます。製造工程のスタッフ全員は自動車、機械、工業または関連学部の卒業生です。
自動組み立てライン、KBKクレーン、給油機、空気圧縮機などを含む高品質の生産設備を完備しています。自動組み立てラインは、製品を自動的に次のセクションに移行するために使用され、KBKクレーンはフレームやその他のシャーシ部品を持ち上げて、対応するポストで用してます。注油機は車輌ブレーキ性能を確保するため、空気圧縮機は組立ラインのすべての機器で使用されます。
受入検査
試験項目：材料特性の機械的試験。
試験機器：ロックウェル装置、ショアデュロメーター、張力計など
テストの目的：部品の品質並びに特性が設計要件を満たしていることを確認します。
プロセス検査
試験項目：ブレーキシステムのシール確認。
試験装置：ブレーキ液の真空充填装置。
テストの目的：ブレーキシステムのシーリングが要件を満たしていることを確認する
車両全体の検査
テスト項目：速度計、車軸重量配分テスト、ブレーキ性能、照明部、ホーン音レベルを含む車輌性チエック。
試験装置：車輌安全性能試験ライン。
テストの目的：車輌の安全性が要件を満たしていることを確認します。
路上試験走行
テスト走行は車輌の信頼性と道路適合性を確認する効果的な方法です。RAP SEVにはさまざまな道路条件下で車輌テストを実施する特別なテストサイトがあります。開発車輌は6000kmの試験走行を行いですべてのテスト項目に合格し、効果的な調整と改善が実施されています。
また、3Sシリーズの修正も終了しています。
道路状況：平坦なセクション、登坂セクション、悪路セクション、ねじれたセクション。
