タンタル製シェル&チューブ式熱交換器

タンタル製シェル&チューブ式熱交換器
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タンタル材シェル&チューブ式熱交換器は、「タンタル固有の超極限耐食性」と「多管式構造の高い汎用性・信頼性」を融合した設計です。高濃度の腐食性媒体の熱交換に向けて、安定したプロセス条件への適合性を確保します。そのため、ハイエンド化学プロセスや医薬品分野において、従来の金属製/非金属製熱交換器の代替として採用されます。極めて高い耐食性・伝熱効率・長期連続運転性のバランスを重視されるお客様に最適です。

タンタル材シェル&チューブ式熱交換器をお勧めする場合:

  • 熱交換媒体が濃塩酸、硝酸、王水、混酸などで、チタン材やハステロイ合金でも耐用が難しく、かつフッ化水素酸や発煙硫酸を含まない場合(このような媒体には別途、特殊材料の検討が必要)。
  • 医薬品原薬(API)や電子用化学品など、製品純度要求が極めて高く、金属イオン汚染が許されず、かつ非金属製熱交換器で問題となる頻繁な点検・補修を避けながら連続安定運転が求められる場合。
  • 運転温度・圧力が中程度(-200〜250℃、8MPa 以下)で、設備の運転・メンテナンスに十分なご予算を確保できる場合(タンタル材は高価であるため、「他材質では代替できない腐食条件」に限り適正選定することをお勧める)。
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