錫入り銅合金線(CuSn)
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錫含有量0.15%~6%
特殊銅合金線
当社では精密な溶解鋳造により錫(Sn)含有量を0.15%~6%まで調整可能な銅錫合金線材を製造します。伸線、焼鈍、メッキ、撚りなどの加工過程を経て、単線・撚り線・多芯ロープ・平角線など多様な構造の製品を形成しています。線径範囲は0.02mm~8.0mmに対応し、優れた機械的強度を維持しながら高い柔軟性を兼ね備えており、多様な用途に柔軟に対応可能です。銅錫合金導体材料の調達をご検討の際は、当社の精密製造技術と幅広い製品バリエーションが最適なソリューションを提供いたします。
伸線加工範囲
- 0.2386mm→0.1224mm (10つ伸線ダイス)
- 0.0391mm→0.0260mm (10つ伸線ダイス)
- 0.2348mm→0.0862mm (16つ伸線ダイス)
仕様
銅合金 | 錫含有量 | 融点 | % IACS | 特性 |
CuSn | Sn 0.15-6% | 1065℃ | 72 | 銅-錫(CuSn)合金は、軟質条件下で高い引張強度と良好な電気伝導性を有する。 |
オーダー注文再加工
伸線 | 撚線/マルチワイヤー加工 | めっき |
最小0.02mmまで伸線できる | 撚り線 平角線 | 裸線、錫めっき、銀めっき、ニッケルめっき、銅めっき エナメル加工: ポリウレタン QA(UEW)、 155/180℃ ポリエステル QZ(PEW)、 130/155℃ ポリエステルイミド QZY(EIW)、 180℃ ポリアミドイミド QXY(AIW)、200/220℃ |
撚線範囲
銅線タイプ | 錫含有量 (%) | 線径(mm) | 撚りピッチ(mm) | 撚り線の外径(mm) |
Sn (0.3±0.05) | 0.152-0.158 | 12.0-15.0 | 0.43-0.49 | |
Sn (0.3±0.05) | 0.079-0.083 | 10-14;21-25 | 1.89-2.31 | |
Sn (0.3±0.05) | 0.157-0.163 | 15.0-20.0 | 0.78-0.82 | |
Sn (0.3±0.05) | 0.079-0.083 | 10.0-14.0 | 0.65-0.70 | |
Sn (0.3±0.05) | 0.077-0.083 | 7-9;13-17 | ≈1.10 | |
Sn (0.3±0.05) | 0.077-0.083 | 3-7;8-12 | ≈0.80 |
めっき範囲
構造 | ワイヤー数 | 被覆材料 | 厚さ | 伸長率 |
0.90mm | 1 | 銀 | 7μm | Min. 10% |
1.30mm | 1 | 銀 | 17μm | Min. 22% |
1.80mm | 1 | 錫 | 3μm | Min. 15% |
主要用途
- 中央制御ハーネス用配線導体
- 通信ハーネス用導体
- 航空宇宙用ワイヤーハーネス
- ABS ブレーキシステム用配線
- 産業用ロボット配線用導体
特長
銅錫合金線は、従来の銅ワイヤーに比べ、強度と耐屈曲性が向上しています。銅合金は一般的に若干抵抗が高くなりますが、信号伝送への影響は最小限であるため、多くの用途で使用することができます。
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